配電工事技師吉田隆
工業高校を卒業し、電気にまつわる仕事に就きたいと考え、この会社に就職しました。教育センターでの6ヶ月間の研修から戻り、現場に出ると、自分一人でできることは全然なくて、研修と現場はまったく違うと実感。具体的な技術は現場で一から、教えていただき、しっかり学んだという印象です。
また、仕事をしていていちばん大変だなと感じるのは、毎日気温変動があること。今日のように活線を扱う作業のときには、感電防止のためにボレロや手袋を着用しますが、夏はすごく暑いんです。最初は大変かもしれませんが、長く勤めていると、気温への対処法も覚えていきます。
現場では常にチームで作業にあたります。コミュニケーションをとりながら、一つの仕事を完成させることはやりがいにもなります。若い社員の多い職場で、技術力があり尊敬できる先輩方、気さくな後輩たちとは一緒に働いていて楽しいです。
就職して10年が経ちました。
技術の階級としては高圧S級となり、ほぼすべての仕事ができるようになりました。今後も、事故のないように、一つひとつの作業を慎重かつていねいに仕上げたいです。周りにも気を配って、着実に働いていけたらと考えています。
配電工事技師吉田隆